2021年度 日本語版RCDDおよびDCDC試験の実施について
このたび、BICSI日本支部では、BICSI認定資格である、日本語版RCDDおよびDCDC試験を、
下記のとおり開催することといたしましたのでご案内いたします。
なお、会場での筆記試験は、今回が最終回となります。
今後は、ピアソンVUEでのCBT(オンライン)試験となり、出題範囲が変更となりますので予めご了承ください。
詳細は、以下のご案内をご覧ください。
▼試験開催概要(RCDD・DCDC共通)
開催地:東京(御茶ノ水)
実施日:2021年5月22日(土)9:00集合
受験費用:
初回受験、または前回の書類申請から1年以上経過している場合(※)
(会員)510米ドル (一般)725米ドル ※申請手数料含む
1年以内に書類申請済みの場合
(会員)230米ドル (一般)355米ドル
受験申請書類提出期限:2021年4月15日(木)
※COVID-19の影響により、今年度の試験を開催することができなかったため、
書類申請免除期間が一部延長となっております。
詳細につきましては、個別に確認いたしますので、事務局へお問合せください。
※受験資格、必要書類等の詳細につきましては、別途ご案内いたします。
受験を希望される方は、2021年4月8日(木)迄に事務局(credential@bicsi.jp)へご連絡ください。
※COVID-19の今後の状況により、変更および中止となる場合もございますので、予めご了承ください。
▼RCDD試験について
実施時間:9:15開始、12:30終了
出題範囲:BICSI通信配線設計マニュアル TDMM12版(日本語版)を中心として出題
合否判定:120問出題のうち、正解率70パーセント超で合格
▼DCDC試験について
実施時間:9:15開始 11:30終了
出題範囲:ANSI/BICSI 002-2014 “Data Center Design and Implementation Best Practices”
(データセンターの設計および構築のベストプラクティス)の日本語版を中心として出題
※今回の試験は、ANSI/BICSI 002-2014からの出題であり、最新版ANSI/BICSI 002-2019は対応しておりませんので、ご注意ください。
合否判定:100問出題のうち、正解率70パーセント超で合格
▼関連書籍について
【TDMM(Telecommunications Distribution Methods Manual)】
通信配線設計マニュアル12版(日本語版)は、24章(約1,500ページ)から構成されます。
詳しくは、米国本部のサイトをご覧ください。
https://www.bicsi.org/education-certification/education-@-bicsi-learning-academy/technical-publications/new-telecommunications-distribution-methods-manual/telecommunications-distribution-methods-manual/telecommunications-distribution-methods-manual-japanese
【ANSI/BICSI 002-2014】
100か国以上で販売されている実績があり、制定には50人以上の業界の専門家や
エキスパートが参加した、オープンな規格書です。
建築、電気設備、空調設備、通信設備、セキュリティの各分野を中心として、
全17章と参考資料8編(555ページ(日本語版))から構成されています。
詳細につきましては、下記サイトをご覧ください。
https://www.bicsi.jp/news/20170314
ご購入をご希望の方は、事務局へお問合せください。
▼試験会場および出題範囲の変更について
これまで、BICSI日本支部で試験日および会場を指定し、筆記試験を開催してまりましたが、
2021年5月の試験を最後に、ピアソンVUEでのCBT(オンライン)試験へ変更となります。
受験される際は、ご自身でBICSI米国本部への審査申込、およびピアソンVUEのご予約をいただくことで、
ご希望の日時に受験いただけるようになります。
また、試験範囲につきましても、以下のとおり変更となります。
【RCDD】BICSI通信配線設計マニュアル TDMM14版を中心として出題
【DCDC】BICSI 002-2019 “Data Center Design and Implementation Best Practices”
およびEssentials of Data Center Projects(EDCP) を中心として出題
※TDMM14版およびEDCPの日本語版は、近日出版予定です。
▼BICSI認定資格について
【RCDDとは】
Registerd Communications Distribution Designer の略であり、世界で約7,300人が取得しています。
RCDD資格を有することは、TDMM(通信配線体系マニュアル)という24章からなるマニュアルを詳細に理解し、
通信配線とそれに関連するインフラを設計、導入することができる知識を持っていることを証明するものです。
米国では、政府機関、軍の入札案件には必須の資格であり、建設業界においては、
RCDDの承認を受けなければ、設計図面を完成できず、施工工程に進めることはできません。
最近の日本においても、海外企業の案件を中心として、RCDDが必須要件の項目に記載されるケースや、
プロジェクトマネージャにRCDDを配置することで、お客さまの満足度を向上させる一助となる案件が増加しております。
【DCDCとは】
Data Center Design Consultant の略であり、データセンターの設計規格基準書として業界に広く浸透している、
ANSI/BICSI 002 を詳細に理解し、広範囲な領域にわたるデータセンターの設計と構築に関する知識を有していること
を証明するものです。
▼お申込み・お問合せ先
BICSI日本支部 事務局 credential@bicsi.jp
ぜひ、この機会にRCDD・DCDC資格を取得し、ご自身のスキルアップにお役立てください。
ご不明な点がございましたら、事務局へお問合せください。
2020.12.17
BICSI日本支部